日記

【日記】夫の命日

おかやん

曇天に笑え

夫が亡くなって、今日で一年かと。

切なさと安堵がないまぜになった朝やった。

風の強い1日やったなぁ。

今日はずっと家におって、夫の側におった。

なぁんにもしてないけどね。

せやからゆっくり夫の霊前を掃除をした。

どうしても涙が止まらなくて。

一年前の、眠るように逝った瞬間を思い出すばかりで。

ただただ「ありがとう」と、

「あなたと一緒になれて幸せやった」と、

遺影を磨きながら呟いてた。


笑うのはつらくても、笑えることばかりがウチの中にいっぱいある。

ああ、あの人に出会えたことがウチにとって最高の出来事やったな!

おかやん
おかやん

駆け落ちしたことを後悔することなんて、たぶん一生ないわー!

今後の予定

そんななんにもしないで送った本日やねんけど、やっぱり一周忌やからね。

実は弟さん夫婦に夫の位牌を依頼してたのだ。

それの御霊入れを、12月にお寺でしてもらって、一周忌のお経も一緒にあげてもらう予定になってるねん。

嬉しいし、有難いなぁと思うばかりや。

弟さん夫婦には凄く良くしてもらってる。

こないだも、夫のお義母さんに預けてた遺骨をね、

返してもらったんだけど。

車出してもらって、カフェに連れて行ってもらって、しかも全部奢っていただいた。

本当に大事にされてるなぁって。

もう夫はおらんのに、そうやってウチのために時間とってくれてることに感謝しかない。

おかやん
おかやん

それすらも、あの夫を愛して良かったと思えたことやった……



君といつまでも

おかやん
おかやん

そんなタイトルの歌があるな(笑)

ちょっと前に樹木希林の「樹木希林さんからの手紙」っていう本を図書館で借りて読んでなぁ。

その中で、樹木希林さんが友人と話してた会話が載ってたんよ。

引用するね。

死ぬことは人の中に生きるということ。

自分の中に逝った人を生かし続けるということ。

著書:NHKクローズアップ現代「樹木希林さんからの手紙」から

これ読んだ時、号泣したなぁ。

同時に「ああ、まさにそうなんよなぁ」って思った。

ふとした時に夫の気配を自分の内側から感じる時がある。

料理をしてる時。

絵を描いてる時。

人と話してる時。

あの人っぽいな、って自分に思う。

ウチが生きてる限り、夫も息をしてる気がする。

おかやん
おかやん

それに気付いた時、ウチはしっかり生きていかなきゃいけない、と痛感した

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おかやん
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アラフォー主婦のノンフィクション雑記ブログ
21歳で駆け落ちした経歴を持つ、現在39歳の未亡人です。 このブログが多くの人に読まれ、亡くなった夫のことを私以外の誰かにも知って欲しい。
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